野菜、果物を食する
植物は、生涯同じ場所にとどまっており、常に外界の刺激にさらされています。そのため植物が自ら生き抜くために体内に入ってきた不要物質を除去する必要があります。その主役が「ファイトケミカル(植物が生産する非栄養成分)= phyto(植物の)chemical(化学物質)」であり、実に3,000種以上存在することがわかっています。
野菜や果物には、ビタミンやミネラルをはじめ、様々な「ファイトケミカル」を含有している事が特徴であり、健康で良好な体調を維持する為には、野菜、果物などの摂取が必要不可欠です。毎日こつこつ続けることが健康への第一歩なのです。

<一般に知られる代表的なファイトケミカル>
ポリフェノール・カロチン・リコピン・イソフラボン
ダイゼイン・サポニン・レスべラトロール・ケルセチン
ルチン・アピン・フラノボイド


参考文献「医者いらずの食べ物辞典」PHP文庫

高級果物のメロンはお見舞いの定番です。

<ウリ科キュウリ属>
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メロンのルーツ

メロンは一年生のつる性草本で、原産地については、東アフリカにある野生種がアフリカ北部、中近東で栽培化され、それが東西に伝わったとする説が有力である。
日本では「マクワウリ」は2000年を超える栽培の歴史があり、また糖分のないメロンの仲間の「シロウリ」は10世紀前後に記録がある。

洋種のメロンは明治初期に導入され、明治後期にはヨーロッパから導入された温室メロンが普及した。メロンには東アジア型「マクワウリ」、中央アジア型、小アジア型、ヨーロッパ型がある。中央アジア型は中国西北部の「哈蜜瓜(はみうり)」が知られている程度である。小アジア型は冬メロンとよばれ、日本では「ハネデュー」がわずかに栽培されている。「夕張メロン」のもととなった「スパイシー」もこれに属している。

現在の日本のメロンはヨーロッパ型のうちのネットメロンが主体である。
温室メロンの典型的品種はアールス・フェボリット系である。温室栽培はおもに静岡県、愛知県、ハウスおよびトンネル栽培は全国的に行なわれている。
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メロンの栄養

メロンはショ糖、ブドウ糖、果糖などの糖分が主成分であり、ビタミンB1・B2・C・β-カロチン、カリウムが含まれる。また温室メロンは、ビタミンB1やタンパク質が若干多い傾向がある。
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温室メロン /アールス、ハネデュー

温室メロン

温室メロンは日本ではメロンの王様である。現在の品種は大正時代末期に導入された「アールス・フェボリット」からの分系、またはこれとの交雑品種の後代から分系されたもので、「アールス」と総称される。
果形は豊円、果皮は灰緑色、果肉は緑色でメルティング質、甘みに富んでいる。単価が高く、おもに贈答用、業務用に利用される。

「ハネデュー」は小アジア型で果実は楕円形、アールスよリ大きい。果肉は緑色で多汁、甘みはあるが香気に乏しい。日もちは群を抜いている。湿気の高い日本では、温室専用である。
マスクメロンいう呼び名は品種種名ではなく、麝香(じゃこう)を意味するmuskからきており、日本ではこの香りをもつといわれる「アールス」「ハネデュー」などの事である。
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ハウスメロン(ネット型赤肉) /夕張メロン

ハウスメロン(ネット型赤肉)

北海道のメロンは赤肉で、その代表的なものとして夕張メロン(商標登縁の銘柄名)が、土産物、贈答品として有名である。
近年の品種改良によりカロチン臭が少なく、日もちのするF1(一代雑種)が育成されたことにより、1990年代に入ってこの型が漸増し始めている。
現在の主力品種は「クインシー」である。
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ハウスメロン(ネット型)

ハウスメロン(ネット型)

1970年代後半に入り「コサック」「ふかみどり」「メロディー」などが育成された。
その後、小球で、緑肉で肉質のよい「アムス」、大球で細いネットが密に出て高級感のある「アンデス」が普及し、現在ではこの2品種が中心となって栽培されている。

日本のメロンはアールス・フェポリットのような外観と果肉(メルティング質、縁肉)が求められているが、ハウス内の地床で栽培でき、よりアールス・フェポリットに近い品種である「アールス・セイヌ」「アールス・ナイト」「アールス東海」などアールスの名の付いたFIも育成された。
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ハウスメロン(ノーネット型)

ハウスメロン(ノーネット型)
メロンの品種の主体はネットの出るものだが、ごく一部にノーネット型が生産されている。
大きさはネット型と同じかやや大きく、果面は平滑か、果柄の付け根にわずかにしわがみられる。果肉は白内が主体で、一部の品種に緑肉もみられる。味は一般に淡白である。果皮の色(黄、又は白)を生かして盛籠のアクセントにも用いられる。
おもな品種は「ホームランスター」「キンショウ」である。
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プリンス型 /メロン

プリンス型
プリンスメロンは1962年(昭和37)に日本の「マクワウリ(なつめうり)」と「ヨーロッパ・カンタロープ(ドゥ・ポッシュ)」とのFI(一代雑種)として育成・発表された。
果形は円形で、ネットはなく、果皮は灰緑色、果肉は橙色で粘質である。モダンな感じで、爆発的に需要が伸びた。
その後、プリンス型を大衆メロンのさきがけとしてハウスメロンの育成が急速に進んだ。
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マクワウリ(真桑瓜、甜瓜)

マクワウリ(真桑瓜、甜瓜)
中国原産の東アジア型のメロンで、日本では縄文時代晩期には栽培されていたといわれる。日本のウリ類を代表するものとして、古くはウリといえば「マクワウリ」のことであった。
マクワの名前は美濃国真桑村(岐阜県真正町)が特産地として知られたことによる。
かつては庶民の夏の果物として全国的に栽培されていた。
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栄養教育としての「6つの基礎食品」の普及について
厚生省公衆衛生局長通知 (昭和56年3月2日衛発第157号)
食品の分類
(1) 第1類「魚、肉、卵、大豆」
これらは良質たん白質の給源となるものであり、毎日の食事で主菜となるものである。副次的にとれる栄養素としては、脂肪、カルシウム、鉄、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2があり、これらの給源としても、大きな役割を果す。
(2) 第2類「牛乳、乳製品、骨ごと食べられる魚」
牛乳、乳製品は、比較的多種の栄養成分を含むが、とくにカルシウムの給源として重要である。そのほか、良質たん白質、ビタミンB2の給源としての役割も大きい。小魚類は、たん白質、カルシウムを多く含み、また、鉄、ビタミンB2の給源ともなる。
(3) 第3類「緑黄色野菜」
この類は主としてカロチンの給源となる野菜であるが、ビタミンC 及びカルシウム、鉄、ビタミンB2の給源としても大きな役割を占める。
なお、この類に分類される野菜は原則として、その100グラム中にカロチンとして600μ g 以上含有されるものとする。
(4) 第4類「その他の野菜、果物」
この類は主としてビタミンC の給源として重要である。そのほか、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB2の給源としての役割も大きく、第3類以外の野菜及び果実類が含まれる。
→メロンは第4類「その他の野菜、果物」です。
(5) 第5類「米、パン、めん、いも」
この類は、糖質性エネルギー源となる食品である。この類に分類されるものとしては、大麦や小麦などの穀類とその加工品及び砂糖類、菓子類などがある。なお、いも類は、糖質のほかに、ビタミンB1、ビタミンCなども比較的多く含まれる。
(6) 第6類「油脂」
この類は、脂肪性エネルギー源となる食品で、大豆油、米油などの植物油及びマーガリン並びにバター、ラードなどの動物脂及びマヨネーズ、ドレッシングなどの多脂性食品が含まれる。
6つの基礎食品−毎日の食事に必ず6つを組合せましょう

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